みやちゃんの絵日記

サンフランシスコツアー


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7月12日

今日はパパといっしょにサンフランシスコへ遊びに行きました。
フェリービルというところから船にのりました。小さいけどかっこいい船です。でも、エンジンの音がうるさかったです。パパは私の手をひいて、船の中を歩き回りました。
 遠くの方に長くて赤い橋が見えました。
「ほら、あれがあれがゴールデンゲートブリッジだよ。記念の写真をとろうね」
 パパが言いました。


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猫のスミエとサイトーとマックスといっしょにインターネットの写真で見たときは、たった5センチの長さだったので、小さな橋だと思っていました。でも、ほんもののゴールデンゲートブリッジはびっくりするほど大きくてちょっと怖かったです。家に帰ったら、スミエたちに教えてあげようと思います。





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パパがゴールデンゲートブリッジの歴史をおしえてくれました。何年も前にモスラがサンフランシスコに来て、ゴールデンゲートブリッジを壊したそうです。それからメガシャーク、巨大タコ、虫の怪獣、エイリアンもサンフランシスコに来て、この橋をぐちゃぐちゃにしてしまったとパパが言いました。
こんなに綺麗な橋を壊してしまった怪獣はとても悪いと思いました。

だから、怪獣島にいるゴジラさんに手紙を書きました。
「サンフランシスコに悪い怪獣が来たら助けに来てください。でもゴールデンゲートブリッジは壊さないでください。どうしてもアメリカであばれたかったら、よその街へ行ってください。ニューヨークのマンハッタンはどうですか? もしもゴジラさんがそこに行ったら、マグロを沢山もらえるだろうとパパが言ってました」



7月15日

今日はサンフランシスコ港(みなと)の横にある水族館へ行きました。ホオジロザメさんに会いたかったけれど、ネコザメさんしかいませんでした。
水そうの中を見ていたら、ネコザメさんがよってきたので、ホオジロザメはどこにいるのかとききました。

「ちょっと前なら覚えちゃいるが、一年前だとチトわからねぇなぁ。三角背びれの男だって? ここにゃたくさんいるからねぇ。わるいなぁ、他をあたってくれよ。あんた、あいつのなんなのさ」


こんどは別のネコザメさんがそばに来て教えてくれました。

「半年前にやめたはずさ。アタイたちにゃあいさつなしさ。スピルバーグにスカウトされたってさ。そりゃもう大騒ぎ。ハリウッドのドル箱スター。こんなとこにいるわきゃないよ。あんた、あいつのなんなのさ」


そういうわけなので、ホオジロザメさんには会えませんでした。その代わりに、パパがサメのぬいぐるみを買ってくれました。



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7月17日

 今日は良い天気です。だからパパと一緒にケーブルカーに乗ってノブヒルまで行きました。
ケーブルカーを降りると、海が見えました。青い海の真ん中に白い島がありました。

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「あの島はなに?」
 私が聞くとパパは少し怖い顔になりました。
「あそこはな、泣く子も黙る鬼の看守に支配された恐ろしい島だ。世間じゃアルカトラズって言ってるが、ギャングのあいだじゃロックって名で呼ばれてる監獄島だ。島の周りにゃ、電流の鉄条網がぐるぐるよ。おまけに監視の目が厳しくってな。海にゃホオジロの旦那が大口あけて待ってるからな。鼠一匹逃げ出せやしねぇ。いいか、ミヤ。よっくきくんだ。オメェだけはあそこに入るんじゃねぇぞ。入ったが最後、二度とシャバの飯は食えねえ。泣いてもわめいても誰もたすけちゃくれねぇ。あの島にはな、慈悲も慈愛も、そんなもんはかけらもねぇ。よっく覚えとけ。忘れるんじゃねぇぞ。おっと。そうだそうだ。そういえば昔、一人だけ脱走したのがいたな。監獄の壁に穴掘ってな、まんまと逃げ出しやがった。そのあとは、サンフランシスコ市警の殺人課にいって刑事になったって話だがな」

 パパはまぶしそうな目で島を見ていました。そのとき風が吹いて、パパの髪の毛がちょっとリーゼントみたいになりました。

  今度から、パパとママに怒られてお部屋に閉じ込められたときは、壁に穴を開けて逃げ出そうと思います。





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